質屋ナビ.com - 全国の質屋が検索できる質屋の情報サイトです。質屋の買取事例や歴史など、質屋関連の記事も紹介。

カラット数と買い取り金額の関係

よく誤解されがちですが、カラットは大きさの単位ではなく重さの単位です。
1カラットは0.2グラムで、どれくらいの大きさになるかは宝石の種類によって変わります。

質屋でアクセサリーを売る時は、当然カラットがどれくらいかによって値段は変わります。
ただし、カラットが2倍になったとしても、値段は単純に2倍にはなりません。
宝石は原石をカットして作成するので、大きい石は希少価値が高く、値段もぐんと上がる場合があるのです。
0.1カラットのような小さいダイヤなら、原石をカットした削り残しからでも作れますが、
1カラット以上のダイヤは原石そのものが大きくないと作れません。
だから大きくなるほど、値段はどんどん上がっていきます。

たとえば0.5カラット27万円のダイヤモンドがあったとしたら、
同じ石で1カラットあれば70万程度の値がつくことがあります。

同じ品質の石でも、0.3カラット、0.5カラット、1カラットの3つのラインを超えるたび、
それぞれランクが上がって単価が高くなります。
0.2カラットのダイヤが5つ入っている指輪より、1カラットのダイヤ1つの方が高くなるというわけですね。

これが顕著に出る例が、ギリギリ1カラットに届かない場合。
1カラットと0.98カラットでは、全然値段が違います。1カラット以上と銘打って売り出せるかどうかで、買い手の反応も変わってくるためです。
その場合は、大きさはあきらめてカットのグレードを上げる事が多いです。
0.7カラットまで落としてエクセレントカットにすることで、売りやすくするんですね。

逆に、メレ(小粒のダイヤ)のような小さいサイズでは、値段は安め。
0.2カラットが5つだと、1カラット1つ石の半額程度。
0.1カラットが10個だと、さらにその半額という風に下がっていきます。

質屋ナビトップへ