質屋ナビ.com - 全国の質屋が検索できる質屋の情報サイトです。質屋の買取事例や歴史など、質屋関連の記事も紹介。


ダイヤモンドのカットについて

ダイヤのカットは、エクセレントからプアまで5段階に分かれています。
最高品質は「エクセレント」、次によいのが「ベリーグッド」。セカンド候補として「グッド」と続きます。
その次に「フェア」「プア」と続きますが、こちらは光が弱くあまりお勧めされません。

一番美しく光る形がエクセレントですが、少しでもカットが狂うと光の反射が少なくなり、輝きが弱いダイヤになってしまいます。
寸法角度に狂いがあったり、背が高すぎたり潰れていたりすると、グッドやプアの評価になります。

カットは理想的なものからどれくらい離れているか、そのパーセンテージでランクが決まります。
石は低いより高さのある方が良い。なぜなら、質屋に持ち込んで売りに出されるとき、カットし直す場合があるからです。
高さがあれば、ダイヤは小さくなってもエクセレントへ仕立て直しやすい。低いと仕立て直しても限界があるため、買取は安くなります。
特にガードル(ダイヤの一番外側の外周)よりも上が高いことが重要です。

ダイヤをカットして何面体に仕上げるかは、いくつかパターンがありますが、もっとも一般的なのが58面体のブリリアントカット。
CMなどでおなじみの形です。
カットされた小さな面をファセットと言いますが、小さなダイヤを人間の手で正確にカットしていくため、高い技術が必要とされます。
(近年では、コンピュータが原石からダイヤの切り出し方を自動計算したり、自動でカッティングするケースも多いです)

ガードル(ダイヤの一番外側の外周)から下の部分は、カットされた面(ファセット)がズレていないかチェックされます。
ちなみにダイヤのお尻を見るとチョンとカットされていますが、これはキューレットと呼ばれ、ダイヤの割れを防ぐ効果があります。
普通はごく小さ目にカットするのですが、古いダイヤだと肉眼で分かるくらい大きく切られたものがあるため、注意してください。

質屋ナビトップへ
質屋ナビ.com
- 質屋の情報サイト
このサイトについて

・質屋の基礎知識
質屋のシステム
質流れについて

・全国のおすすめ質屋リスト
北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄

・江戸時代の質屋/金融事情
質屋にはどんなものを持ち込んだ?
高利貸しの金利はどのくらい?
江戸で活躍した「札差」とは
見倒屋は何でも買い取る古物商
古着屋でそろわないものはない?

・金貸しと質屋の起源
金貸し業の始まりは仏教イベント
利息稼ぎは「米貸し」が起源
米は神様から借りたもの
出挙(米貸し)は昔の年金制度だった
質屋の始まりは1200年前の奈良時代

・質屋の買取事例
ダイヤモンドの買取事例
ルビーの買取事例
ヒスイ(翡翠)の買取事例
エメラルドの買取事例
パール(真珠)の買取事例
ブルガリの18金リングの買取事例
カルティエのトリニティリングの買取事例

・宝石の評価と査定の基礎知識
カラット数と買い取り金額の関係
ダイヤモンドのカットについて
ダイヤモンドのカラーについて
ブランドの指輪と買い取り額の関係


(C) 質屋ナビ.com All rights reserved.